内からしぶとく伸びて接戦を制したアンナトルテ=新潟競馬場
「2歳新馬」(新潟5R・芝1200m)
直線で内を突いた
アンナトルテ(牝、父エンパイアメーカー、美浦・奥村武)が1分11秒0のタイムで圧倒的な1番人気に応えた。道中は中団のインを追走し、最後までロスのないレース運び。いったんは2番手追走の8番人気
スピードムテキ(2着)が抜け出したが、しぶとく差を詰めてかわし、首差で勝利をものにした。なお、さらに首差の3着は10番人気の
ストーミングスカイだった。
北村宏は「外に出す余裕がなくて内に入れた。よく伸びてくれた」と苦笑い。07年キーンランドCの覇者
クーヴェルチュールを母に持つ血統馬は今後、ひと息入れて、アルテミスS(10月31日・東京、芝1600m)か、京王杯2歳S(11月7日・東京、芝1400m)を目標にする。