「2歳新馬」(京都5R・芝1600m)
計ったような差し切り勝ち。2番人気の
カジノブギ(牝、父
ワークフォース、栗東・中内田)が1分35秒2のタイムでデビューVを飾った。スタートがひと息で、道中は馬群の後方を追走。内から進出を開始し、直線では逃げ込みを図る11番人気の
キアロスクーロを1番人気の
フォーアライター(2着)が残り100mで差した瞬間、一気に強襲。首差捕らえたところがゴールだった。母の
ギミーシェルターは5勝を挙げた活躍馬。重賞2勝の
ペインテドブラックなど重賞ウイナーが並ぶ一族で、今後の飛躍が期待される。なお、2着から鼻差の3着には
キアロスクーロが入った。
4、7着馬の走行を妨害し、M.デムーロは騎乗停止を科せられたが「内に行ったり外に行ったりまだ子どもでも、
パワーはすごくある。走るね」と称賛。中内田師は「子どもが駆けっこをしていた感じ。その分、まだ良くなりそう」と期待した。