直線で内の狭いところから抜け出した大野拓弥騎手騎乗のホワイトフーガが、サンビスタに5馬身差をつけ優勝した(撮影:高橋 正和)
3日、大井競馬場で第5回JBCレディスクラシック(GI・3歳上・牝・ダ1800m・1着賞金4100万円)が行われ、先団の後ろでレースを進めた大野拓弥騎手騎乗の4番人気
ホワイトフーガ(牝3、美浦・高木登厩舎)が、直線で内の狭いところから抜けて後続を突き放し、2着の1番人気
サンビスタ(牝6、栗東・角居勝彦厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒5(不良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に3番人気
トロワボヌール(牝5、美浦・畠山吉宏厩舎)が入った。なお、2番人気
アムールブリエ(牝4、栗東・松永幹夫厩舎)は
トロワボヌールと1/2馬身差の4着に終わった。
勝った
ホワイトフーガは、父クロフネ、母マリーンウィナー、その父フジキセキという血統。連覇を狙った昨年の女王を圧倒して初のGI制覇を成し遂げた。3歳馬による本レース優勝はこれが初めて。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ホワイトフーガ(牝3)
騎手:大野拓弥
厩舎:美浦・高木登
父:クロフネ
母:マリーンウィナー
母父:フジキセキ
馬主:西森鶴
生産者:梅田牧場
通算成績:10戦5勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2015年関東オークス(GII)
【大野拓弥騎手のコメント】
今日は有力どころを前に行かせて競馬をしようと思っていました。ほど良い気合いで、他の馬が手を動かしている中、こちらは楽でしたので勝負になると思いました。(関東オークスの後)一戦一戦古馬と力差が近づいていると感じていましたので、今日勝てて良かったです。