(7)
シャトーブランシュ=栗東CWを1周流して調整を終えた。「ここを目標に、逆算してやってきた。完璧な仕上がり」と矢野助手は胸を張る。馬場悪化も歓迎だ。「切れ味タイプが苦戦するならいいですね。相手は強いが、具合の良さと操縦性の高さでどこまで」と一発に期待していた。
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タッチングスピーチ=栗東坂路を軽めに1本登坂した。桑村助手は「変わらずきています。恐らくここが今年最後の一戦になるので、気持ち良く走らせましたが、いい雰囲気でしたよ」と好感触を伝えた。ローズSの覇者。秋華賞は6着に終わったが、外回りの舞台でリベンジを狙う。
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フェリーチェレガロ=栗東坂路を1本駆け上がった。林助手は「追い切ってからも落ちついていますし、体も大きくなって、心身ともに成長しています。充実していますし、どれだけやれるか楽しみです」と期待を寄せた。前走は京都芝2200mで勝利。同じステージで一発を狙う。
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ラキシス=決戦前日の土曜は栗東坂路で調整。「今回もいいと思いますよ。体が全体的に大きくなって、つくべきところに肉がついてきた感じ。昔は骨と皮だけ、という印象もあったので」と角居師は順調さを強調する。「道悪になるのは問題ないし、ムーアも頼もしい。楽しみですね」と連覇を見据えた。
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ウインリバティ=栗東CWを軽く1周して本番に備えた。「いい感じでしたよ。3連勝の状態をキープしていると思います。古馬になってトモが成長してきましたね」と緒方助手。「馬場は乾いた方がいいが、この馬のことを分かっているジョッキーに任せるだけ」と松山に期待した。
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マリアライト=京都は初めてだが、2走前の
マーメイドSで関西圏への輸送は経験済み。入厩後も食欲は旺盛で「順調ですね。予定通り」と伊坂助手はうなずく。「前走は放牧先で太り過ぎてしまってエンジンのかかりが遅かった。1度叩いて好調です」と、上積みは大きそうだ。