脚力を見せつけて抜け出したブライトリビング=中山競馬場
「2歳新馬」(中山6R・ダート1800m)
手応えが違った。2番人気のワイルドラッシュ産駒
ブライトリビング(牝、美浦・久保田)が1分56秒6のタイムで完勝。すんなりと決まった隊列の3番手につけると、4角で前を行く2頭に外から並び掛けて直線へ。あっという間に置き去りにして、急坂を悠々と駆け上がった。半姉に11年関東オークスの覇者
カラフルデイズがいる。なお、5馬身差の2着は7番人気の
マジカルウインド。2番手から進めた1番人気の
レッドゲルニカは直線で脚勢が鈍って、さらに1馬身差の3着に敗れた。
大野は「楽でしたね。ケイコではピリピリしたところがあったのに、きょうはむしろ堂々と集中して走っていました」と、実戦での変わり身と強心臓ぶりをたたえていた。