有馬記念に登録していた
マイネルフロストだが、当初から狙いはこの中山金杯。当然ながら調整に狂いはなく、既に馬体はすっきりと仕上がっている。
23日に行われた追い切りは美浦Wで併せ馬を行い、5F68秒2-12秒9(一杯)をマーク。僚馬
ティアップレーヴ(5歳1600万下)に0秒2秒遅れたが、上々の動きを披露した。最後まで集中した走りでしっかり伸びていた。
高木師は「とてもいい動きだったね。使われつつ良化している。いい仕上がりで出走できそうだ。30日にも追うことができるし、状態面に関しては何も言う事はないよ」と満足そうにうなずいた。
前走の金鯱賞のレース内容はきらりと光った。外々を回らされながらも見せ場をつくり4着。中山ではまだ勝利がないが「福島で勝っているように、小回りコースには対応できる。あとは自分のリズムで走ることができれば」と期待十分。14年毎日杯以来の重賞Vを目指す。