阪神大賞典で重賞初制覇、天皇賞・春でも注目を集めるシュヴァルグラン(撮影:井内利彰)
阪神大賞典で重賞初制覇、天皇賞・春(5月1日・京都芝3200m)でも注目を集める存在となった
シュヴァルグラン(栗東・友道康夫厩舎)。今朝20日はレースに向けた1週前追い切りをCWで行っている。
藤岡佑介騎手(レースでは福永祐一騎手が騎乗予定)が跨って、
マディディを追走する併せ馬。6F標識の地点で、前との差が開きすぎたこともあり、3コーナーでは前が後ろを待つ形。ここで外から並びかけるだけの位置まで迫って、直線は馬体を合わせての追い比べ。相手は待った分、余力も残っているが、
シュヴァルグランは一杯に追って、なんとか先着という感じ。
時計は6F84.7〜5F69.0〜4F53.8〜3F39.8〜1F12.2秒と悪くないが、見た目に手応え劣勢。もともと追い切りは動かないタイプなので、そのあたりは心配ないが、1週前追い切りとしては全体時計が少し遅く、その点がどうかというところだけ。
(取材・写真:井内利彰)