秋の始動戦・京都大賞典に向けて2週前追い切りを行ったキタサンブラック(撮影:井内利彰)
今春の天皇賞(春)を制して、2つ目のG1タイトルを獲得した
キタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎)。宝塚記念3着後は夏休みを挟んで、9月7日に栗東へ帰厩。今朝21日は秋の始動戦、京都大賞典(10月10日・京都芝2400m)に向けた2週前追い切りをCWで行っている。
いつもと変わらず、黒岩悠騎手が跨って、朝一番のCWへ入場。
ジョーウォルターとの併せ馬で、6F標識地点では4馬身弱の差。道中は
リラックスして走り、4コーナーでは前を射程圏に入れて、進路は内へ。
楽に並びかけていったように見えたが、相手も手応えが楽。そんなこともあって、前に出るまではいかなかったものの、時計は6F81.4〜5F66.6〜4F52.2〜3F38.2〜1F12.3秒と内を回ったとはいえ、決して遅くない数字。このひと追いで、今後の動きが良くなってくるのではないだろうか。
(取材・写真:井内利彰)