状態に関しては、前走以上といった印象も受けるアキトクレッセント(撮影:井内利彰)
鎌倉Sを勝ってオープン入りし、前走欅Sは2着だった
アキトクレッセント(栗東・清水久詞厩舎)。今朝28日は次走予定のプロキオンS(7月9日・中京ダート1400m)に向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWコースで荻野極騎手が跨って、
ビップレボルシオンとの併せ馬。雨が降って、水分をたっぷり含むウッドチップだったが、テンから気持ちいいくらいの行きっぷりで速いラップを刻んでいく。
相手が直線に向いて追いついてきたなと思ったところで、また加速していく。鋭い脚を使ったわけではないが、最後まで
スピードを持続させる内容でフィニッシュ。時計は6F80.3〜5F66.3〜4F52.5〜3F39.1〜1F13.0秒。状態に関しては、前走以上といった印象も受ける。3歳時青竜Sでは
ノンコノユメの3着した実績もあるので、重賞だからといって素質的にも見劣るとは思えない。
(取材・写真:井内利彰)