柴山騎手が騎乗してジャパンCの最終追い切りを行ったディサイファ(撮影:佐々木祥恵)
ジャパンC(GI・東京芝2400m)に出走する
ディサイファ(牡8・美浦・小島太)は、坂路コースで追い切り、55.6-40.6-26.4-13.4の時計をマークした。騎乗した柴山雄一騎手のコメント。
「前走(天皇賞秋・GI・7着)は道悪での走りがうまかったですし、レースの疲れも見られませんね。坂路ではあまり動かない感じですけど、走りや身のこなしは悪くないですね。前半はかかるくらいの行きっぷりで、良い頃の兆候が見られたと思います。だいぶズブさが出てきていて、終い1ハロンあたりで気を抜くところを見せていました。併せた馬(
エジステンツァ・牡3・500万下)に遅れたのは、状態面ではなく気持ちの面でしょう。
瞬発力があるというタイプではないので、あまり後ろの位置取りから進むイメージはありません。とにかく馬を嫌な気持ちにさせないということだけです。能力のある馬ですし、包まれないように気分良く走らせたいと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)