根岸Sに向け1週前追い切りを行ったカフジテイク(ゼッケン白がカフジテイク、撮影:井内利彰)
1月28日(日)に東京競馬場、ダート1400mで行われる根岸S。1着馬にはフェブラリーS(2月18日・東京ダート1600m)の優先出走権が与えられるレースだが、昨年の覇者
カフジテイク(栗東・湯窪幸雄厩舎)がこのレースの出走を予定。
今朝17日はレースに向けた1週前追い切りを行っているが、CWコースで福永祐一騎手が跨って、
ドリームバンバンを追走するという内容。
正面から馬場入りして、2コーナーあたりでは少し行きたがる仕草を見せる
カフジテイク。しかし向正面に入ると折り合いはついて、2馬身ほど後ろでしっかりと追走。4コーナーから最後の直線入口までにきっちり加速して、前との差がほとんどない状態まで詰めていく。
しかし相手の手応えが楽だったこともあり、そこから半馬身がなかなか詰まってこない。ゴール地点ではほぼ同入かなという入線だったが、見映えとしてはあまり良くない。時計も6F84.0〜5F68.5〜4F53.8〜3F39.7〜1F13.0秒と1回目のハローが終了して、しばらくした頃の馬場だったことを思えば物足りない。
(取材・文:井内利彰)