走りっぷりは入厩当初よりも随分と良くなっているユーキャンスマイル(写真手前、撮影:井内利彰)
菊花賞3着の後、放牧に出されて、12月7日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
ユーキャンスマイル(栗東・友道康夫厩舎)。次走は万葉S(1月6日・京都芝3000m)を予定しており、今朝26日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
馬の少ない時間帯のCWコースに
アドマイヤユラナスとともに入場。先行して、後ろが追いかけてくるのを待つ形だったが、走りっぷりは入厩当初よりも随分と良くなっている。
4コーナーから最後の直線で相手が内から迫ってくると、しっかりとハミをとって、前へ出ようとする仕草。ここで行きすぎないように、鞍上がコントロールするが、その指示にも従って動けている。
結局、ゴールでは先着。時計は6F85.4〜5F69.8〜4F54.3〜3F39.6〜1F12.4秒と数字は遅いが、中身の濃い追い切りを消化できた。とはいえ、まだまだ良化の余地がある状態なので、まずまず態勢が整ったという形での出走となりそうだ。鞍上は引き続き、武豊騎手が予定されている。
(取材・文:井内利彰)