13日に京都競馬場で行われる日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)について種牡馬・血統別に検証していく。
過去10年で最多となる5回の馬券絡みはキングカメハメハとマンハッタンカフェ、4回でディープインパクト、ゴールドアリュールが続く。
以前、冬場に強い種牡馬としてマンハッタンカフェを紹介したが、このレースでもその強さを見せている。10年
レッドアゲートが12番人気3着、15年
アドマイヤフライトが7番人気3着と人気薄でも好走しており、一昨年は2番人気の
シャケトラがしっかりと2着を確保している。複勝率31.3%、複勝回収率158%と優秀な成績で、特に複穴として注目したい。
今年は
エーティーサンダー 、
メイショウテッコンと2頭のマンハッタンカフェ産駒が登録している。
ディープインパクト産駒は1-1-2-13。4回馬券に絡んでいるものの、複勝回収率は40%にとどまっている。その4頭は全て4番人気以内で、人気薄の一発は見込みにくい一方、13年
ダコールが2番人気10着、15年
サトノノブレスが1番人気11着と人気を裏切ることも少なくない。昨年も3番人気に支持された
モンドインテロが7着に敗れている。
グローリーヴェイズには気になるデータだが、14年には菊花賞からこのレースに参戦したディープインパクト産駒の
サトノノブレスが勝利を収めている。
ステイゴールド産駒は1-0-0-6。昨年は
パフォーマプロミスが優勝している。また、過去に
ルーラーシップ産駒のこのレースへの出走は無し。