クイーンCに向けて2週前追い切りを行ったビーチサンバ(写真奥、撮影:井内利彰)
前走阪神JF3着後、一旦放牧へ出されて、1月5日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
ビーチサンバ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝23日は次走予定のクイーンCへ向けた2週前追い切りを行っている。
馬の少ない時間帯のCWコースに
アドマイヤユラナスとともに入場。相手が1秒以上先行する形で向正面を通過していくが、ラップ自体はさほど速くない。3コーナーから4コーナーでの前のペースが速くなることはなく、ここで自然と内から前へ追いついていくような形だった。
とはいっても、最後の直線に向いて前との差はまだ3馬身ほど。これを先週よりも明らかに大きくなったス
トライドで一完歩ごとに差を詰めていき、最後は楽々と先着する形でのゴールとなった。
時計は6F84.4〜5F69.0〜4F53.8〜3F39.0〜1F12.1秒。数字よりも見た目の動きが先週から格段に良くなっている。3歳牝馬だけに、これからもっと上昇していくことがイメージできるだけに、今後の追い切りも楽しみ。
(取材・文:井内利彰)