前走以上の状態を感じさせるゴールドドリーム(撮影:井内利彰)
チャンピオンズCは回避したものの、その後の東京大賞典で2着している
ゴールドドリーム(栗東・平田修厩舎)。前走後は一旦放牧へ出されており、1月23日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩。今朝6日はフェブラリーS(2月17日・東京ダート1600m)に向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWコースへ、C.ルメール騎手を背に入場。
サトノサイベリー、
サダムドミニックを追いかける展開だったが、ラップは1F進むごとにぐんぐんと加速していく。3コーナーで先頭とは1秒以上差があったものの、最後の直線に向く時にはインを回ったこともあり、あっさりと前に追いついた。
残り300mの地点では
スピードの違いで2頭を追い抜いていき、楽な手応えで最先着。時計は6F80.5〜5F65.5〜4F51.2〜3F37.2〜1F12.4秒。後半は速いラップになっているが、それを余裕で走れるのだから、相変わらずの高性能といったところ。
過去2回のフェブラリーSは1週前追い切りは栗東坂路だったが、前走時の1週前追い切りは今回と同じパターン。時計自体は今回の方が速く、状態に関しては前走以上といった印象を受ける。
(取材・文:井内利彰)