検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

生産者

クリア
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
Y
Z

馬主名

クリア
A
B
C
D
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
R
S
T
U
V
W
X
Y

ウインバリアシオン産駒が初勝利!その直前に“偶然の誤発信”/ねぇさんのトレセン密着

2019年07月25日 20:30

青森で種牡馬生活を送っているウインバリアシオン(撮影:花岡貴子)

 24日の午後、ウインバリアシオンの現役時代に厩務員として担当していた竹邑さんが自分のスマホを見てびっくりしました。青森で種牡馬になったウインバリアシオンを繋養しているスプリンファームの佐々木さんに電話を誤発信してしまったのです。

「用事もないのに、これはいけない」と、あわてて電話を切る竹邑さん。
 
 しかし、5分後に佐々木さんから折り返しの着信があったそうです。すぐに「申し訳ない」と言い世間話をして切るはずが…。

「ちょうどよかった!これからバリの仔がホッカイドウ競馬で走るんですよ。JRAの認定競走です。結構人気になっていますよ」と佐々木さんの明るい声。

 そして、そこからさらに1時間後。ウインバリアシオン産駒のティーズリープ(牝2、北海道・小野望厩舎)が勝ったという喜びを分かち合うことになるとは…。

「こんなことってあるんだね。バリの仔が道営で人気になってるなんて知らなかったのに、スマホを誤発信したおかげですぐに知ることが出来た。とにかく、もう凄く嬉しい!」と竹邑さんはまさに手放しで喜んでいました。もちろん、わたしも嬉しかったです。

 レースのVTRを一緒に見たのですが、ゲートの出が良くなくてモッサリしているけれど、終いは突っ込んでくる、といった様子もウインバリアシオンを彷彿させるものがありました。ダートの1000m戦でひとまくりの競馬をしながらも、最後は鞍上も持ったまま。

 勝ったのはJRAの認定競走なので、次走はJRAの芝のレースに登場するかもしませんね!

「しかも、ティーズリープの母の父がサニングデール。サニングデールは自分が所属していた瀬戸口厩舎の馬だからね。こういったところにも縁を感じるよ」(竹邑さん)

 ちなみにウインバリアシオンの初年度産駒は約20頭なんです。そんな数少ない産駒のうち、これまでデビューしたのが中央と地方をあわせて4頭。出走は延べ6戦目での勝利となりました。

「とにかく初勝利が欲しかったので、ホッとしました」とスプリンファームの佐々木さん。

 オルフェーヴルもそうですが、実際にレースをたくさん見てきた馬たちの子供がこうやって頑張っている様子を見れるのは本当に嬉しいですね。そして、これがあるから競馬がやめられないんです。

(取材・文:花岡貴子)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。