「ケシウマ」の消去対象に該当したハウメアだが、中山コースは3戦1勝2着2回とすべて連に絡んでおり、相性がいい
オーシャンS(GIII)の人気は
タワーオブロンドン、
ダノンスマッシュ、
ナックビーナスの3頭に集まりそうです。3頭ともス
プリント重賞で実績を残してきた馬だけに、どの馬を軸にすべきか悩むところ。
しかし、オーシャンSは過去10年で5番人気以下の馬が3着内に好走したのが8回と、穴馬の好走が多いレースです。過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出すケシウマの消去法はフルゲート16頭から何頭を残したのでしょうか。今回は5つの条件のうち2つを紹介します。
【条件1】
前走1200mのうち、上がり順位が10位以下で着差1秒以上負け[0-0-0-20] 複勝率0%
該当馬:
エンゲルヘン、
ナインテイルズ、
ラブカンプー要するに前走同距離で力なく大敗している馬のことだが、そもそもオーシャンSは生粋のス
プリンターが活躍するコース。中山1200mという舞台は、テンの
スピードと最後の急坂に耐えうる
パワーを要求されるため、純粋な力比べで負けた馬がここで返り咲くというのは難しいようだ。
(過去の主な該当馬:19年
ラブカンプー4人気16着、14年
レオンビスティー4人気12着)
【条件2】
前走馬体重500kg未満の牝馬(2走前までにOP以上の中山1200mで2番人気以内だった馬を除く)[0-0-0-30] 複勝率0%
該当馬:
エスターテ、
エンゲルヘン、
クールティアラ、
ハウメア、
ラブカンプー条件1にもある通り、やはり
パワーが肝心な要素になる。牝馬でもそれは同様で、実際に近走中山1200mで好走した馬はともかく、馬格がない牝馬は
パワー負けしてしまうというケースが相次いでいる。
(過去の主な該当馬:12年
カレンチャン1人気4着、15年
リトルゲルダ2人気6着、18年
レーヌミノル3人気6着)
これら2つの条件で6頭が該当。
ハウメアは初の短期免許取得となるヒューイットソン騎手が騎乗しますが、馬格がない牝馬というところに不安要素がありそうです。
このほか、ケシウマではオーシャンSの
パーフェクト消去法を公開中です。消去法により残った馬をご覧いただき、馬券検討にお役立てください!