ここで巻き返しを期待したいアヌラーダプラ(撮影:下野雄規)
3着までに優先出走権が与えられる桜花賞
トライアル。例年に違わず今年もフルゲートを超える登録があり、混戦が予想される。制するのは果たしてどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■3/15(日) フィリーズレビュー(3歳・牝・GII・阪神芝1400m)
アヌラーダプラ(牝3、美浦・萩原清厩舎)は新馬戦と1勝クラスを連勝。続くフェアリーSでは6着に敗れたが、現状としてはやや距離が長かったか。距離短縮、そして共に2勝をあげた三浦皇成騎手に手綱が戻るここで巻き返しを期待したい。
ヤマカツマーメイド(牝3、栗東・池添兼雄厩舎)は昨年、未勝利と1勝クラスを連勝。それ以降は勝ち星をあげられてはいないものの、前走の阪神JFで5着に食い込むなど重賞で健闘しており、ここなら力上位と言えるだろう。重賞初制覇なるか。
その他、万両賞を2歳コースレコードで制した
カリオストロ(牝3、栗東・加用正厩舎)、これまで5戦3勝の
ケープコッド(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)、昨年新馬戦と
コスモス賞を連勝した
ルーチェデラヴィタ(牝3、栗東・西村真幸厩舎)、抽選対象だが、
アルアインの全妹
ヒメノカリス(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)、紅梅Sで3着の
マテンロウディーバ(牝3、栗東・中内田充正厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。