中山5R、メイクデビュー中山を制したブルメンダール(左)=中山競馬場(撮影・三好信也)
「2歳新馬」(21日、中山)
芝1600メートルの一戦は
ブルメンダール(牡、父
モーリス、美浦・国枝)が1番人気に応えて新馬勝ちを収めた。母は08年マイルCSの勝ち馬
ブルーメンブラット。
まずまずのスタートから好位に控え、勝負どころでは単独の3番手へ。直線で外に持ち出して抜け出しを図ると、坂下から一気に脚を伸ばした2番人気
ジュリオの強襲を鼻差退けた。勝ちタイムは1分37秒9。
騎乗した川田将雅騎手は「とてもいい馬なんですが、現状はまだ動けません。この時期ですからね。何より、きょうは勝ち切れたことが一番でしょう。これからの成長が楽しみです」と今後に期待を寄せた。
なお、2着から1馬身1/4差の3着にはハナを奪った8番人気
カバーガールが粘り込んだ。