24日、JRAの06年全日程が終了。各部門のリーディングが決定した。
種牡馬部門(サラ系全馬)は、ディープインパクト、ダイワメジャーらが活躍したサンデーサイレンスが、82年から92年までノーザンテーストが記録した11年を破り、史上最多となる12年連続リーディングを獲得。2位には
カネヒキリ、
ドリームパスポートらを出したフジキセキが入り、自身最高位を記録した。
ベスト5の顔触れは昨年と替わらず、それ以外で目立ったのは、ソングオブウインド、
アロンダイトと2頭のGI馬を出したエルコンドルパサーで、9位から6位に
ランクアップ。二冠馬メイショウサムソンを輩出したオペラハウスは18位から10位に大きく浮上した。
9年連続で首位を守っていたサンデーサイレンスが不在となり初の2歳リーディングは、アグネスタキオンが獲得。重賞勝ち馬はいないが、
ニュービギニング、
ルミナスハーバー、
ダイワスカーレットらがオープン入りした。なお、上位3頭はいずれもサンデーサイレンス産駒となっている。
フレッシュマン(新種牡馬)リーディングサイアーは重賞2勝の
アストンマーチャンを出したアドマイヤコジーン。全体では5位だが、1位のアグネスタキオンに比べ半分以下の出走頭数で、
アーニングインデックスはダントツの数字を記録しており内容は濃く、翌年以降も期待される。サラ系全馬、サラ系2歳のそれぞれ上位10頭は以下の通り。
◆サラ系全馬
1 サンデーサイレンス
2 フジキセキ
3 ブライアンズタイム
4 ダンスインザダーク
5 サクラバクシンオー
6 エルコンドルパサー
7 エンドスウィープ
8 スペシャルウィーク
9 フレンチデピュティ
10 オペラハウス
◆サラ系2歳馬
1 アグネスタキオン
2 スペシャルウィーク
3 ダンスインザダーク
4 サクラバクシンオー
5 アドマイヤコジーン
6 クロフネ
7 タニノギムレット
8 フレンチデピュティ
9 タイキシャトル
10 ステイゴールド