JRA現役最高齢馬だった
マキハタスパート(セン13、栗東・新川恵厩舎)が、7日付でJRA競走馬登録を抹消したことがわかった。今後については未定。
マキハタスパートは父タマモクロス、母マキハタビューティ(その父アスワン)という血統。96年12月1日のデビュー戦(阪神・芝2000m)で塩村克己騎手を鞍上に、10番人気(単勝55.5倍)という低評価ながら、ステイゴールドを3着に下し逃げ切り。その後徐々に力を付け、99年江坂特別(900万下・芝2500m)を勝利したが、00年3月の出走を最後に休養入り。約3年10か月を経て復帰後、昨年12月16日の障害4歳以上未勝利(阪神・障害2970m)では3着に健闘している。1月28日の障害4歳以上未勝利(京都・障害2930m)9着が最後のレースになった。通算成績45戦4勝。
なお、同期の馬には前述のステイゴールドほか、サニーブライアン、
サイレンススズカ、タイキシャトル、メジロブライト、
メジロドーベル、
シーキングザパール、ダイタクヤマトなどがいる。1月13日の障害4歳以上未勝利では、ステイゴールド産駒の
マイネルネオスとの対決が実現した。
また、同馬の登録抹消により、JRAの現役最高齢馬はノボトゥルー(牡11、栗東・森秀行厩舎)となった。地方の現役最高齢馬は、昨年12月9日にサラブレッド最高年齢出走記録の新記録を樹立した
オースミレパード(牡16、高知・細川忠義厩舎)。