「2歳新馬」(19日、東京)
母は15年桜花賞2着、オークス3着の
クルミナル。半姉に昨年のアルテミスS2着の
ククナがいる血統馬
アライバル(牡、父
ハービンジャー、美浦・栗田)が、1番人気に応えてデビュー戦を快勝した。先行集団を見る位置で脚をためると、直線は鞍上・ルメールの右ステッキに応えて加速。馬場の真ん中を力強く伸びて差し切り、芝1600メートルの一戦を制した。タイムは1分36秒8(稍重)。
2馬身半差の2着は先手を奪った4番人気の
プルパレイ、さらに3/4馬身差の3着は5番人気の
ホウオウパレード。19年の京都2歳Sを制した
マイラプソディの異父妹で2番人気に支持された
マイシンフォニーは、後方から懸命に追い上げたが4着に敗れた。
ルメールは「楽勝。距離ももう少し長くてもいい。
ハービンジャー産駒でスタミナもありそうだし、こういう馬場も良かった」と振り返ると、「
ディアドラみたい」と国内外でG1を制した同じ父産駒の名牝を引き合いに出して評価した。