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【京都2歳S予想】難解な1戦で、心強い材料を持つ注目の若駒

2021年11月27日 06:35

新潟で新馬戦を勝利したキャンデセント(撮影:橋本健)

 今年もまた阪神競馬場で行われるラジオNIKKEI杯京都2歳S。朝日杯フューチュリティステークスや阪神ジュベナイルフィリーズではなく、暮れに行われるホープフルSの前哨戦的位置付けで、重賞に格上げされる前とはいえ過去の優勝馬の中にエピファネイアの名前を見つけることができるレースだ。

 しかし、前の週には東京スポーツ杯2歳Sが行われることもあって、重賞に格上げされてからの7年間の平均出走頭数は9・5頭強。それでも17年の2着馬タイムフライヤーがホープフルSを制したほか、昨年の優勝馬ワンダフルタウンは翌年の青葉賞に勝ち、一昨年の2着馬ミヤマザクラはクイーンCに優勝するなど注目のレースだ。

 今年は出走馬10頭すべてが1勝馬で、前走で初勝利を挙げた馬。今回がキャリア2戦目の馬が4頭もいて、難解だ。

 ◎キャンデセントは新潟競馬場芝2000mの新馬戦優勝馬。半マイル通過50.9秒で、前半1000m64.0秒のペースを後方から追いかけ、最後2ハロンは11.8秒、12.0秒。2開催7週続いた開催の最終週で荒れた馬場をものともせずに力強く直線を駆け抜けた。坂のない新潟とゴール前に急坂が待ち受ける阪神コースでは同一視はできないが、同じように荒れた馬場を克服してきたことは心強い材料だ。

 〇ジャスティンロックは阪神競馬場芝1800mの未勝利戦を勝ち上がってきた。エンジンのかかりが遅い馬で、半マイル通過50.2秒、前半1000m通過62.3秒のペースに手こずりながらの追走だったが、勝負どころから早めに動いてひと追い毎に伸びた。デビュー戦から2戦連続でメンバー最速、そして33秒台の末脚は評価できる。

 ▲フィデルは小倉競馬場芝1800mの新馬戦優勝馬。半マイル通過51.1秒、前半1000m63.6秒のペースにピタリと折り合って中団追走。ジョッキーのゴーサインに素早く反応して4角では先頭に並びかけると最後の2ハロンは11.0秒、11.5秒であっさりと抜け出した。やや間隔が空いているうえに、夏の小倉開催の開幕週だっただけに時計を鵜呑みにはできないが奥を感じさせる内容だった。

 △トゥデイイズザデイは中京競馬場芝2000mの新馬戦勝ち馬。スタート直後にやや噛むようなシーンも見受けられたが、ハナを切ってマイペースに持ち込むと最後は11.1秒、11.2秒で後続を完封した。レース内容にはまだ余裕があり、伸びしろもありそうだ。1戦毎に末脚に磨きをかけている△ディープレイヤーともども、注意が必要だ。

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