2月20日(日)に東京競馬場で行われるフェブラリーS(GI)に出走予定の
スワーヴアラミス(牡7、栗東・須貝尚介厩舎)について、共同会見の松田大作騎手のコメントは以下の通り。
「(GIの共同会見は)初めてです。(今の心境は)ここまで一緒に戦ってきて、GIに連れてきてくれた馬と、チャンスをくれたオーナーさんや、調教師、厩舎スタッフ、牧場の方に感謝したいです。
(東海Sは)自分が思い描いていたレース内容とはちょっと違いましたが、その内容の中で馬の成長を感じられたと思います。元々はズルいところがあって、砂をかぶると進んでいかなかったりしましたが、前々回のチャンピオンズCくらいから、馬込みでも自分からハミに向かうようになってきました。これが続けば良いな、と思っていたら、東海Sでもそういう成長を見せてくれました。やってきていることを身につけてくれていると感じています。
(今回の条件は)芝スタートでワンターンですし、流れから何から全てが初めてなので、何とも言えないですが、
アラミスの成長過程を踏まえれば、ペースにも対応してくれるんじゃないかと思っています。極力、外枠は引きたくないと思っています。
元々、ズルさというか、やりたくないよ、という気持ちを出してくる馬で、集中させられるかということには気を使ってきました。(中間は)こちらが思っている以上に時計も出ていましたし、具合が良い証拠なのかなと感じています。今週の追い切りも難なくサラッとこなしてくれて、良い状態で挑めると思います。
(GI制覇に向けて)普段、自分が競馬でやってきたことを冷静に発揮できるかだけだと思っているので、慌てないようにしたいです。
あの馬の成長を感じながら、(自分に)響くものがあったので、そこも踏まえて大きな舞台に挑ませてもらえるということで、精一杯やるので応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)