26日、昨年の2歳女王で、桜花賞(GI)2着の
ウオッカ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)が、5月27日に行われる日本ダービー(3歳牡牝、GI・芝2400m)に出走することがわかった。
管理する角居調教師が語ったもので、牝馬の日本ダービー出走は96年の
ビワハイジ(13着)以来となり、勝てば37年のヒサトモ、43年のクリフジ以来、64年ぶり史上3頭目の快挙となる。
ウオッカは父が02年日本ダービー馬タニノギムレット、母はJRA5勝の
タニノシスター(その父ルション)という血統。昨年10月のデビューから3戦目で阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を制し、昨年のJRA賞最優秀2歳牝馬を獲得。今年に入りエルフィンS(OP)、チューリップ賞(GIII)を連勝し、桜花賞は圧倒的人気(単勝1.4倍)に推されていたが、
ダイワスカーレットの2着に敗れていた。通算成績6戦4勝(うち重賞2勝)。