秋のG1開幕を告げる「第56回スプリンターズS」の枠順が30日、確定。2日、中山競馬場でゲートインする。今秋からスポニチ予想陣に加わったのがV
チューバーの樫桜華(かしおか)エクア(年齢非公表=成人だよ)。コラム「V
チューバーエクアのポチッと高評価」で大穴、中穴を獲りまくる(予定)。まずはデビュー戦。お気に入りの
メイケイエールで勝負だ。
初めま
シテフローラル!エクアだよ!あ、
シテフローラルは個人的に注目している4歳馬ね。
馬券師だった祖父から名馬の伝説を学び、独自の馬券術を構築中であります。帯封(100万円以上の払い戻し)も幾度か経験し、その話を知ったスポニチの記者さんからスカウトされました。
予想で大事にするのは“温故知新”。私に競馬を教えてくれた、じっちゃんに昔の競馬の話をいっぱい聞いて、今の競馬にうまく当てはまらないかなーって考えるの。そうすると不思議と勝ち馬が見えてくる。
エアグルーヴの話はいっぱい聞いたなあ。見たことないけど大好き。令和の
エアグルーヴが現れないかなってウズウズしてます。
スプリンターズS。勝つのは
メイケイエール。もう予言しちゃうけど、彼女はここからス
プリント路線を勝ち続け、
ニシノフラワーや
フラワーパーク(じっちゃんが大好きだった2頭)のような伝説の名牝になるわ。もうね、絶対能力が違うの。「この馬、G1獲るわ!」と思ったのはデビュー2戦目の小倉2歳S。ダッシュがつかず、引っ掛かり、4角で大外を回したのに2着
モントライゼに1馬身1/4差つけて完勝。その
モントライゼは次走でG2(京王杯2歳S)を勝っちゃった。
でもね、彼女は気性が幼かった。いつも行きたがる。周囲の騎手もヒヤヒヤよ。もちろん厩舎は頑張ったわ。ハミを替え、クロス鼻革、ホライゾネット、折り返し手綱…。まあ、詳しく解説はしないけど悪さを矯正する道具よ。レースは勝ったり負けたり。勝っても反省が残る…という寂しい競馬が続いたわ。
それがね、ついに彼女は大人になったの。春の京王杯ス
プリングC。道中で首を上げるシーンがあったけど、そこで我慢。そして快勝。前走の
セントウルSは完璧に折り合って文句なしの勝ちっぷり。ああ、もう大丈夫。この先もう負けないな、と思ったわ。こういう成長物語。私は大好き。
母の母が
ユキチャンだから
ソダシもいる白毛一族よ。今となっては信じられないけど、
ユキチャンの母シラユキヒメが現役だった頃、白毛馬は完全に“色物”でレベル的に1段階、下に見られていたと聞いたわ。そこから20年かけ、関係者が大事に育んだことで
ソダシ、そして
メイケイエールが出てきた。この馬は鹿毛だけど白毛一族特有の勝負根性があるのよね。
そうそう、担当する助手さんはお父さんが20年前に
ビリーヴでこのレースを勝ったの。ここにも20年分の思いがあるのね。池添騎手を中心とした関係者たちが男泣きする姿を見たいわ。サクラバクシンオー級の圧勝まであるとみて(13)から。じゃあみんな、
パカラッチェ。
▽V
チューバー 「
キズナアイ」に代表される「
Virtual YouTuber(バーチャル・ユー
チューバー)」の略称。YouTubeなどの動画サイトで、3DやCGなどの架空、非実在のキャラクターがMCの役割を務める。