中山、中京の2場開催で計8鞍。外厩別ではノーザン
ファームしがらきが3勝、山元TCが2勝、チャンピオンヒルズ、宇治田原優駿ステーブルが1勝ずつを加算。上位組が順当に勝ち星を重ねた。
【10月1日・中山5R、2歳新馬、芝1600メートル、良馬場=16頭立て】
◆
クイーンオブソウル(牝、美浦・林徹厩舎、父
マインドユアビスケッツ、母ビジューミニョン、母の父ダイワメジャー)448キロ、馬主=ジャコモ、生産牧場=社台
ファーム
【血統】デ
ピュティミニスター系の新種牡馬の父は強烈な追い込みで17、18年のドバイゴールデンシャヒーンを連覇した名馬。日曜の中京ダート1400メートルで
タガノエヴリンも勝ち上がり。本馬はヴィクトリアM優勝の
エイジアンウインズが出た母系の出身。
【レースVTR】外の15番枠から、抜群のダッシュでスタートを決めて、スムーズにハナへ。道中は馬のリズムに任せて運び、手応え良く直線を向くと、二枚腰で後続を引き離して5馬身差の完勝だった。勝ち時計は1分36秒4。
【コメント】津村明秀騎手「ゲートセンスがすごく良くて、引くよりも馬の気に任せていった方がいいと思って行かせた。ずっといいリズムで走れて、追い出してからも反応が良く、後ろを離してくれました。調教から期待していたので、結果が出て良かったです」
【将来性】★★★ ※林調教師は「津村ジョッキーが、この馬の持ち味を生かして、いい競馬をしてくれました。芝のマイルで結果を出せたことは、今後のことを考えると収穫は大きかったです。これだけの勝ち方をしてくれましたし、素質のある馬を預けてくださったオーナー様に感謝したいです。気のいい馬なので、一息入れてあげるのがいいのかなと思います」とコメント。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
クイーンオブソウル ◇1日中山5R芝1600(山元TC)
オメガシンフォニー ◇1日中山6Rダ1200(山元TC)
プラーヴィ ◇1日中京3Rダ1800(チャンピオンヒルズ)
ダノンタッチダウン ◇1日中京5R芝1600(ノーザン
ファームしがらき)
ミネヒメ ◇2日中山3R芝1200(ミル
ファーム)
セブンマジシャン ◇2日中山5R芝1800(ノーザン
ファームしがらき)
タガノエヴリン ◇2日中京4Rダ1400(宇治田原優駿ステーブル)
ダノンペドロ ◇2日中京5R芝2000(ノーザン
ファームしがらき)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザン
ファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザン
ファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ