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【菊花賞】プラダリア激変ムード 池添兄弟GI初制覇手応え 兄・謙一「楽しみ」弟・学師「変わり身十分」

2022年10月18日 06:30

池添兄弟が期待するプラダリア。弟・学調教師(右端)が見守る馬上で兄・謙一も激変気配を確信

◆第83回菊花賞・G1(10月23日、阪神・3000メートル)

 中央競馬の秋のG1第3弾は、3歳クラシックの最終関門、第83回菊花賞・G1(23日、阪神)だ。皐月賞、日本ダービーで2着以内に入った馬が出走せず、本命不在の“戦国菊絵巻”。馬トク班が早くもつかんだのは、前走8着に沈んだプラダリアの激変情報。兄・謙一騎手(43)と弟・学調教師(42)の池添ブラザーズが、1984年のグレード制導入後初となる「騎手&調教師」での兄弟GI制覇に挑む。

 池添兄弟とプラダリアが、大逆転でのラスト1冠奪取に早くも近づいた。春は青葉賞を勝利。日本ダービーでも5着に好走したディープインパクト産駒は、8着に敗れた秋初戦の神戸新聞杯をひと叩きしてまさに激変ムードを漂わせている。

 滋賀・栗東トレーニングセンターのCW(ウッドチップ)コースで行われた13日の1週前追い切りが抜群だった。オンザダブル(3歳1勝クラス)を3馬身追走し、直線は僚馬の内から力強い伸び脚。1200メートル81秒0―11秒6のタイムで5馬身突き放した。

 手綱を執った主戦ジョッキーの池添は「前回は休み明けで体も気持ちも仕上がり途上。ガラッと変わらないと本番は厳しいと感じました。今回は比べものにならないくらいメチャクチャ良かった。この動きなら、楽しみを持っていけます」と声を弾ませた。

 普段の調教にまたがる池添学調教師は「段階的に全ての面で良くなっています。日本ダービーの時は青葉賞から同じ中3週のレース間隔でも東京競馬場への長距離輸送が続くぶん、状態維持に気を遣うところもありました。今回は追い切りもしっかりできて、思い描いた通り。変わり身十分です」と厩舎初のビッグタイトル獲得へ自信をにじませた。

 この兄弟タッグでのG1挑戦は7度目。先週の秋華賞では武豊騎手&武幸四郎調教師の兄弟がウォーターナビレラで挑むも果たせなかった快挙が、はっきりと見えてきた。3000メートルの長丁場にも不安はないと2人は口をそろえる。「スタミナは豊富。距離が長くなるぶんには、春から心配していません」と兄が言えば、弟も「心肺機能が高い馬で、競馬を使った後にダメージが残ったことがない。体が大きくなくて脚元への負担が少ないのと、筋肉の質がいいからでしょう」と適性を見込む。クラシックホース不在の混戦を断ち、池添兄弟が夢をかなえる。(吉村 達)

 ◆池添 謙一(いけぞえ・けんいち)1979年7月23日、滋賀県生まれ。43歳。デビューした98年に北九州記念(トウショウオリオン)で重賞初制覇を飾ると、2002年の桜花賞(アローキャリー)でG1初制覇。菊花賞は3冠馬オルフェーヴルの手綱を執り11年に勝利。G1通算27勝。162センチ、50キロ。

 ◆池添 学(いけぞえ・まなぶ)1980年9月2日、滋賀県生まれ。42歳。2014年に調教師免許を取得し、15年3月に栗東で開業。初出走は同7日で、翌8日に初勝利を挙げた。17年のオーシャンS(メラグラーナ)で重賞初勝利。青葉賞のプラダリアなどJRA重賞は通算8勝。父は池添兼雄調教師。

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