前走、マイルCS南部杯出走時のソリストサンダー(撮影:高橋正和)
10月10日に盛岡競馬場で行われたマイルCS南部杯(JpnI)で7着だった
ソリストサンダー(牡7、栗東・高柳大輔厩舎)は跛行の症状が見られたため放牧へ。連覇がかかる武蔵野S(GIII)を見送ることとなった。
ソリストサンダーは父
トビーズコーナー、母ラヴソースウィート、母の父スペシャルウィークという血統。
2017年8月に小倉競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2戦目からダート路線に舵を切り、3戦目に初白星を挙げた。同年10月のプラタナス賞(500万下)で2着となった後、故障のため1年2ヶ月の休養を挟んで2019年1月に復帰。復帰3戦目に通算2勝目を挙げた。
2020年夏に本格化を迎えオープン入りを果たすと、重賞初挑戦となった同年の武蔵野S(GIII)で2着に好走。昨年5月のかしわ記念では優勝馬
カジノフォンテンからハナ差の2着となった。その後もダートマイルの第一線に出走を重ねており、今年2月のフェブラリーS(GI)で4着、3月にはドバイ遠征を敢行しゴドルフィンマイル(首G2)では4着。帰国初戦のかしわ記念では2年連続の2着となっている。通算成績は32戦6勝。