<アイビーS>勝利した川田騎乗のチャンスザローゼス(撮影・西川祐介)
22日に東京で行われたアイビーS(2歳リステッド、芝1800メートル)は、1番人気の
チャンスザローゼス(牡=中内田、父
エピファネイア)が制した。鞍上は川田。
ジワッとハナに立つと、道中はマイペース。直線に向くとジワジワと加速して、悠々と押し切った。2着は
シャンドゥレール。ディープインパクト産駒の
オープンファイアは3着だった。
チャンスザローゼスは父
エピファネイア、母ヴィンテージローズ(母の父ゼンノロブロイ)の血統。馬主は「ウマ娘」を大ヒットさせた藤田晋氏。
アイビーSは出世レースとして知られ、舞台が芝1400メートルだった97年にはグラスワンダーが勝利。04年から13年までは施行されていなかったが、14年に芝1800メートル戦として復活して以降、16年1着の
ソウルスターリング、同2着の
ペルシアンナイト、18年1着の
クロノジェネシス、21年1着の
ドウデュースと、多くの出走馬が後にG1を制している。