今年のCBC賞制覇時の今村聖奈騎手(c)netkeiba.com
23日の新潟2Rで
フェステスバント(牝2、栗東・藤岡健一厩舎)が1着となり、鞍上の今村聖奈騎手はJRA通算44勝目を飾った。この勝利により、2019年に藤田菜七子騎手が挙げたJRA年間43勝の記録を更新、JRA女性騎手の年間最多勝利記録となった。
今村聖奈騎手は2003年11月28日生まれ、滋賀県出身の18歳。父は現役時、2001年の中山大障害を
ユウフヨウホウとのコンビで制した今村康成元騎手。JRA競馬学校騎手課程の第38期生として卒業し、今年3月に騎手デビュー。同月13日に初勝利を飾ると、7月には
テイエムスパーダとのコンビでCBC賞に出走。重賞初騎乗にして初勝利を飾るなど活躍している。
【今村聖奈騎手のコメント】
「本当にたくさんの方々の支えがあり、ここまで多くの勝ち星を挙げることができました。たくさんの騎乗依頼をいただき、失敗するレースもあるなかでも継続して騎乗させていただいている関係者の皆様にはとても感謝しています。
年々、女性騎手のたまごが多くなっています。父の影響もありましたが、私自身、藤田菜七子さんの背中を見てきて女性騎手になりたいと強く思いました。私を見て私の妹ぐらいの年齢の子たちがジョッキーになりたいと思ってくれれば良い刺激になります。
また、私もそれに恥じない言動、行動を心がけ、たくさんの方に信頼され、応援され、そして尊敬されるような人間になりたいと思っています。今後とも応援よろしくお願いします」
(JRAのホームページによる)