◆第11回アルテミスS・G3(10月29日、東京競馬場・芝1600メートル=良)
2歳馬による牝馬限定重賞は10頭が出走して行われ、3番人気の
ラヴェル(栗東・矢作芳人厩舎、父
キタサンブラック)が、坂井瑠星騎手の手綱で力強い末脚を発揮し、7月のデビュー勝ちから2連勝で重賞初制覇を飾った。
勝ち時計は1分33秒8。
首差の2着は直線半ばで馬群を割れず、外に切り返してから猛追した1番人気の
リバティアイランド(川田将雅騎手)。そこから首差の3着には6番人気の
アリスヴェリテ(田辺裕信騎手)が入った。
戸崎圭太騎手(
デインバランス=4着)「新馬戦は物見をしたりソワソワしていましたが、きょうは慣れていました。スタートも良くなり、道中の感じも良かった。力をつけてくれれば」
松山弘平騎手(
マラキナイア=5着)「
バランスのいい馬。最後までしっかり脚を使ってくれました。能力は高いです」
横山武史騎手(
ディナトセレーネ=6着)「一線級相手で厳しかったです。東京も合わないかもしれない。自己条件に戻れば勝ち負けです」
石橋脩騎手(
マスキュリンン=7着)「厩舎で工夫してくれて、いい雰囲気でした。精神状態は良かったし、ゲートも出てくれた。いい形で運べたし、よく走っています。背中がいいので、良くなると思います」
三浦皇成騎手(
ニシノコウフク=10着)「ゲートの中で動いて、いい態勢で出られませんでした。最後はやめちゃう感じ。距離ももっと長い方がいいです」