「デイリー杯2歳S・G2」(12日、阪神)
未勝利戦Vから挑んだサウジアラビアRCで3着に好走した
シルヴァーデューク。前の2頭には離されたが、最後までしぶとく脚を使って、評判馬には先着を許さなかった。伯母にG1を2勝した
ラインクラフトがいる血統馬。1週前追い切りでは栗東CWの併せ馬で文句なしの動き。出世レースを制し、暮れのG1に弾みをつける。
ラ
イバルは、中京マイルの新馬戦を勝ち上がった
ダノンタッチダウン。中団やや後方で折り合いをつけて、直線に入るとメンバー最速の上がりで豪快に差し切った。半兄はデビュー3連勝で20年
ホープフルSを制した
ダノンザキッド。確かな
バックボーンを持つ良血馬だ。切れ味は兄以上で、無傷V2でエリート街道を突き進む。
東京の未勝利戦Vの
クルゼイロドスル。父は同じ高橋忠厩舎でG1を2勝した新種牡馬の
ファインニードルだけに、陣営も期待を寄せる一頭だ。師は「父、母のいいところを受け継いでいる感じですし、重賞でどこまでやれるか楽しみです」と力が入る。
2戦目で勝ち上がった
オールパルフェ、
ショーモンなど、今年は混戦ムードが漂う。