◆第67回京阪杯・G3(11月27日、阪神・芝1200メートル、良)
第67回京阪杯・G3は27日、阪神競馬場で行われ、成長株の3歳馬
トウシンマカオが単勝1番人気に応えて重賞初制覇を果たした。
けた違いの爆発力だ。5番手で直線に入ると、一瞬でギアを上げて1馬身1/4差の完勝。内、前が有利の馬場で、外の14番枠をものともしなかった。鮫島駿は「後ろから足音が聞こえなくて、離していると思いました。(外枠を)リカバリーできるスタートダッシュと位置を取る力がありました」と充実した表情を見せた。
今春まではマイルの大舞台を目標とし、NHKマイルCで8着。しかし夏に短距離に転向すると、わずか3戦目で初タイトルを手にした。高柳瑞調教師は「それ(春の経験)があったから今日があるのかな。1200メートルの適性はいいですね」とうなずいた。
来春については高松宮記念(3月26日、中京)を目指すと明言。鮫島駿も「来年のス
プリント戦線をにぎわす一頭なのは間違いない」と胸を張る。伸び盛りの
ビッグアーサー産駒が、来春の短距離王候補に躍り出た。(水納 愛美)
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トウシンマカオ 父
ビッグアーサー、母ユキノマーメイド(父スペシャルウィーク)。美浦・高柳瑞樹厩舎所属の牡3歳。北海道新ひだか町・服部牧場の生産。通算9戦4勝。総獲得賞金は1億1984万1000円。重賞初勝利。馬主は(株)サトー。