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タガノピュール(11月27日、阪神4R・2歳新馬・ダート1200メートル=3着)
9番人気で3着と健闘した。スタートから強く促されて先頭へ。道中も落ち着いて進んだ。残り約300メートルで2番手につけていた勝ち馬にかわされ、2着馬にも中団から差されたが、粘って4着には3馬身半差をつけた。
角田大河騎手は「1頭になっても、牝馬でもしっかりしています。物見というより、気を抜いて走っていたのが、逆に最後のしぶとさにつながりました」と評価。「次でレースも慣れてくるでしょうし、楽しみです」と今後に期待を込めた。
祖母の
ブゼンキャンドルは99年の秋華賞馬だが、1、2勝目はダートで挙げている。初戦で発揮した粘り強さを武器に、祖母に負けない活躍を見せてほしい。(水納 愛美)