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【中日新聞杯予想】傾向のつかみにくいハンデ戦の展望は

2022年12月10日 06:35

D.イーガン騎手の手綱さばきにも注目のカントル(撮影:下野雄規)

 かつて、2006年から4年間、現在のように12月の中京競馬場芝2000mのハンデ戦として行われていたが、2012年からは春に実施(2010、11年は小倉競馬場で実施)。現行条件に戻って6回目。前週のチャレンジカップが阪神競馬場を舞台として別定重量戦だったのに対して、こちらはハンデ戦で行われる。昨年は8番人気ショウナンバルディが逃げ切り勝ち。19年は同じく8番人気サトノガーネットが直線一気の追い込みを決めており、傾向をつかみにくいレースだ。

 ◎カントルはアルゼンチン共和国杯4着馬。ダービー馬ワグネリアンの全弟という血統で、3歳時にはセントポーリア賞に勝って弥生賞に駒を進めた実力馬。すでに6歳馬とはいえ1年以上に及ぶ長い休養を2度ほど経験しているのでキャリアは今回が18戦目。前走のアルゼンチン共和国杯では最後の直線で寄られる不利がありながらも、最後まで渋太く2着争いに加わっており、評価できる内容だった。

 中京競馬場2000mコースは4歳時に経験しており1戦1勝。全4勝中3勝を左回りで記録しているくらいだからコースには不安はなさそうだ。鞍上のD.イーガン騎手は今夏のワールドオールスタージョッキーズにも参加した英国の見習騎手チャンピオン。その手綱さばきにも注目だ。

 〇プログノーシスはキャリアの浅いディープインパクト産駒。仕上がりが遅れ、経験馬相手のデビュー戦では先週のステイヤーズS2着馬プリュムドールらを一蹴。2戦目に選んだ毎日杯では、レコードで駆け抜けたシャフリヤールから0.3秒差3着となるなど早くから高い素質を垣間見せていた。大事に間隔を空けて使われながら条件戦を3連勝。前走のカシオペアSでは、残り200mの地点ではとても届かないような位置から豪快に末脚を伸ばして勝ち馬に迫った。武器は瞬発力。全6戦中5戦でメンバー最速を記録している。

 ▲マテンロウレオはきさらぎ賞の優勝馬。前走のアンドロメダSはダービー以来の実戦となったが、好スタートからインコースを手応えよく進み、最後の直線はインの狭いところを割って出てゴール前では抑える余裕を見せた。春のクラシック戦線は高く、厚い壁に跳ね返されてしまったような格好になったが、ハーツクライ産駒らしい成長を感じさせる1戦で飛躍が期待される1頭。今回が試金石となりそうだ。

 △イクスプロージョンは全5勝を左回りで記録しているサウスポー。3勝クラス特別、オープン特別を連勝して挑んだ前走の新潟記念も最後の直線で見せ場を作っており、仕上がりと流れひとつで十分勝機もありそうだ。

 ホープフルS勝ち馬△キラーアビリティの前走アルゼンチン共和国杯は着順から受ける印象ほど負けてはおらず流れ一つで巻き返しは十分に可能。まだ見限れない△バジオウ、休み明けを叩かれた△ワンダフルタウンにも注意が必要かもしれない。

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