デビュー4戦目の阪神2Rで自己最高の4着に前進したイツモハラペコ
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イツモハラペコ(12月11日、阪神2R・2歳未勝利、ダート1400メートル=4着)
ダート1800メートルで2勝した
イイコトバカリの初子。新馬戦(8着)以来3戦ぶりのダートだったが、その前回とはパドックでの集中力からして違った。
スタートを五分に出て、大外枠から内に入れ、キック
バックも我慢。勝負どころでもまともに砂をかぶっていたが食らいつき、そのまま内を突いてしっかり脚を伸ばした。
テン乗りの吉田隼人騎手は「外枠でしたが、経済コースに入れられました。砂をかぶっても大丈夫ですし、うまく(馬群を)縫ってきてくれました。2着とは差がありませんでしたし、追走が変わればすぐに順番が来ると思います」と好印象。この日を含めて4戦中3戦が11番枠で、前走も12番と「イツモソトワク」だが、ダート1400メートルの流れに慣れが見込める次走、内枠を引ければチャンス十分だろう。(玉木 宏征)