検索メニュー

  • クラブ馬分析
  • 募集馬検索
  • 血統検索
  • 条件別検索

詳細検索

  • 性別
  • 馬齢
  • 生産者 指定なし
  • 馬主名 指定なし

生産者

クリア
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
Q
R
S
T
U
V
W
Y
Z

馬主名

クリア
A
B
C
D
F
G
H
I
J
K
L
M
N
O
P
R
S
T
U
V
W
X
Y
シルクHC

【有馬記念】イクイノックスは充実一途 『いつも通りで』最先着 体質強化で馬体迫力UP

2022年12月22日 06:00

 3頭併せで堂々最先着を決めたイクイノックス(中央)=撮影・三好信也

 「有馬記念・G1」(25日、中山)

 天皇賞・秋に続く古馬撃破で世代交代を告げたいイクイノックスは21日、美浦Wで3頭縦列の2番手から発進。鞍上との折り合いはピタリとつき、道中はリズム良く追走する。直線はハーメティキスト(6歳障害未勝利)とゴールデンシロップ(4歳オープン)の間に挟まれる形を取ったが、最後は馬なりのまま抜け出して前者に半馬身、後者に1馬身先着のフィニッシュ。懸命に追われる僚馬2頭との手応えの差は歴然だった。相変わらず反応面やアクションは申し分ないもの。馬体にも迫力が増し、大一番へ向けて一点の曇りもない態勢だ。以下、木村哲也調教師と一問一答。

  ◇  ◇

 -最終追い切りは美浦Wで3頭併せ。

 「スタッフには『いつも通りで』と指示を出しました。具体的には『道中は馬の後ろで力むことなく我慢して、最後にゴーサインを出した時にしっかり反応して能動的に動けるか』という指示。予定通り。うまくいったと思います」

 -中間の過程は。

 「前走後も大きなトラブルなく。ノーザンファーム(天栄)の方にいったんリフレッシュ放牧に出しました」

 -豪華メンバーがそろった有馬記念。気持ちが高まっているのでは。

 「高まりますね。すごいメンバーがそろっていて、そこに何とか加わらせていただき、ありがたいなという気持ち。高まりますが、基本的にやることは一緒。そういう心掛けでイクイノックスと毎日接しています」

 -中山コースは皐月賞(2着)以来となる。

 「中山は一度経験しています。着順は残念でしたが、勝った馬(同厩のジオグリフ)が素晴らしい馬だったので仕方ない。当時のイクイノックスは全力を出し切ってくれたし、中山で持っているモノがそがれたとは思っていません」

 -今回、結果を出すためのポイントは。

 「スタートを元気良く出て行くポジティブさであるとか、それでいて道中しっかり指示通りにコントロールできるとか。最後の『頑張りましょう』という時に、勇気を持ってラストスパートする。(それができるように)当日、いい状態で送り出すのが大事になる」

 -ファンにひと言。

 「ものすごく多くのファンに支持を頂き、自分やスタッフのエネルギー源になっています。成果を上げてこそ仕事を成し遂げたと言えると思うので、自分の仕事と責任を果たし、応援してくださるファンに喜んでもらいたい。そういう思いでいます」

  ◇  ◇

 天皇賞・秋と同じように美浦Wで3頭併せの真ん中を選択。1週前にルメールがまたがりスイッチを入れ、当週は助手が騎乗という、前走時とほぼ同様のシチュエーションを組んだ。相変わらず反応面やアクションは申し分なし。トモの張りが増し、その影響で馬体に迫力が出てきたように感じる。

 前日(20日)にデビュー以来初の坂路2本乗り(1本目4F70秒1、2本目4F70秒6)というメニューを組み込んだ。木村師は「(前走時の)10月ごろより坂路の馬場状態が良くなっているから」とけむに巻くが、一歩踏み込んだ調整ができるようになったのは、“体質強化”が根底にあるとみていい。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。