◆第39回ホープフルS・G1(12月28日、中山・芝2000メートル)追い切り=12月22日、栗東トレセン
デビュー2戦目の未勝利を勝って臨む
ジュンツバメガエシ(牡2歳、栗東・友道康夫厩舎、父
ジャスタウェイ)がCWコースでシャープな動きを見せた。
美浦所属の石川裕紀人騎手が駆けつけ、
ヴィンセドリス(2歳新馬)、
ルモンドブリエ(2歳1勝クラス)との3頭併せに騎乗。最後方から直線で隊列の最内に潜り込むと、鞍上のアクションに鋭く加速して最先着した。タイムは84秒6―11秒2。
初めてのコンタクトを終えた石川騎手は「すごく乗りやすいというのが第一印象。助手の方から聞いた話の通りの馬でした。直線はいっぱいにやりましたが、すごくいい反応。体に緩さがある中でもしっかり動けていたし、伸びしろもありそうです」と好感触を伝えた。
同騎手は今月3日のチャンピオンズCを同じ友道厩舎、河合純二オーナーの
ジュンライトボルトでV。9年目でG1初勝利を飾った。「そのつながりで、またG1に乗せていただける。より気持ちが入りますし、期待に応えたいです」と、2022年最後の大舞台へ言葉に力を込めた。