デビュー戦を飾ったオルソビアンコ(手前、カメラ・荒牧 徹)
1月8日の中山6R・3歳新馬(芝2000メートル、17頭立て)は、10番人気の
オルソビアンコ(牝3歳、美浦・田村康仁厩舎、父
ハービンジャー)が、ゴール前の接戦を制して3連単24万2350円の波乱を演出した。勝ち時計は2分3秒1(良)。
道中は9番手を追走。4角では384キロのきゃしゃな体が外にふられたが、ひるむことなく伸びて2着
リュクススティールを鼻差退けて初陣を飾った。田辺裕信騎手は「小さいけどガッツがあるし、4角でふらついた馬がいて外にふられたけど、最後まで止まらなかった。長く脚を使ってくれました。もう少し体の成長は欲しいですが、今の感じでもセンスがあると感じました」と高評価した。次走は未定。