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スプレモフレイバー(1月8日、中山9R・朱竹賞・3歳1勝クラス、芝1200メートル=2着)
大外枠からではあったが、うまく馬群の中に入り、ロスを最小限にとどめ3角から徐々に進出。最内枠を利してインを立ち回った勝ち馬
ニジュウダンサーをとらえることはできなかったが、レースぶりに進境はうかがえた。
レース後に田辺裕信騎手が「勝ち馬と一緒に上がっていけたけど追いつききれなかった。気持ちがキリキリしていないし、もう少し距離を伸ばしてもいいかも」と語った通り、急坂を上ってからゴール前の伸び脚は目立っていただけに、1400メートルぐらいあった方が持ち味を生かせそう。脚をためる形が板についてきた今なら、直線が長いコースで末脚を発揮すれば、1勝クラスはすぐに卒業しそうだ。(松井 中央)