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【クイーンC】永野猛蔵騎手が挑む ニシノカシミヤと初タイトル&桜花賞でのG1初騎乗

2023年02月10日 06:00

クイーンCで重賞初制覇を狙う永野(カメラ・荒牧 徹)

◆第58回クイーンC・G3(2月11日、東京競馬場・芝1600メートル)

 週末の3重賞の出走馬が9日、確定した。3歳牝馬によるG3、クイーンC(11日、東京)にニシノカシミヤで臨むデビュー3年目の永野猛蔵騎手(20)=美浦・伊藤圭厩舎=は、これまで重賞に9度挑戦しながら未勝利。新馬からコンビを組み続けるパートナーと初タイトルに手が届けば、桜花賞(4月9日、阪神)でのG1初騎乗が見えてくる。

 一昨年はデビュー戦で初勝利するなど29勝を挙げた永野。昨年は2月に右、7月に左と2度の鎖骨骨折で、計2か月半の休養を余儀なくされながらも30勝。武豊、横山典ら5人だけが受賞したフェアプレー賞(30勝以上、制裁点数10点以下)にも輝いた。それでも、「けがをしていなければ、もう少し勝てたと思うし、課題もまだたくさんあるので」と、結果に満足はしていない。レベルアップのために、取り組んでいるのが肉体強化。「毎週トレーナーさんに見てもらい、結構きついですが、筋力トレーニングを中心に取り組んでいます」と努力を積み重ねる。

 重賞の騎乗は9度あるが、最高着順は7着(22年ラジオNIKKEI賞)。G1騎乗可能の31勝は早々にクリアしているものの、そのチャンスはつかめていない。21年デビュー組7人では、G1騎乗をしているのは栗東の小沢(22年高松宮記念・ダイメイフジ18着)だけで、重賞勝利を経験したものもいない。ただ、今週は永野が自らの手でG1騎乗をたぐり寄せる絶好機を迎えている。

 クイーンCに、デビューから手綱を執り続け、2勝を挙げているニシノカシミヤで挑む。これまで4戦はダートだが、「芝スタートの前走(寒椿賞、中京・ダート1400メートル)も絶好のスタートを切ってくれたようにスタートセンスが良く、背中のいい馬です。気性も良くて乗りやすいし、いいポジションは取れそうです」と、初めての芝の一戦を前にしてもパートナーに大きな信頼を寄せる。

 オーナーである西山茂行氏の所有馬の騎手別勝利数で昨年最多の4勝を挙げているのが永野だ。「西山オーナーにはいつも気にかけていただき、騎乗依頼もいただいて、本当に感謝しています。オーナーとも大きな舞台へ行けたらという話はしていたので、いい結果が伴うように頑張りたい」と、感謝を胸に重賞初勝利の向こうにある桜の舞台を見据える。

 ◆永野 猛蔵(ながの・たけぞう)2002年9月8日、新潟県出身。20歳。21年3月に美浦・伊藤圭三厩舎からデビュー。JRA通算62勝。カラオケが好きで、好きなミュージシャンはVaundy。フルーツなど甘いものにも目がない。161.5センチ、45.5キロ。血液型A。

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