「弥生賞ディープインパクト記念・G2」(5日、中山)
好素材
レヴォルタードが、重賞初Vを狙う。デビュー戦こそ2着に敗れたものの、3着には8馬身差。勝った前走の未勝利戦も1分59秒4の好時計で、2着に3馬身差をつけた。好発を決めスッと好位を取れる操作性の高さ、追ってからの確かさはここ2戦とも光っている。未勝利戦Vからいきなりの
トライアル挑戦だが、手塚師は「能力は通用すると思います。重賞でもやれる」と手応え十分だ。
前走後は3カ月休養。2月上旬の帰厩から美浦Wと坂路で丹念に乗り込み、師は「絶好調です」と太鼓判を押した。「東京では上がり3Fで33秒台を使ってないので、少し上がりがかかる方がいいかな。そういう点では中山の方が合いそう」とコース変わりを歓迎。「テンから
ビュンビュン行くタイプではなく、エンジンの掛かりはゆっくりなのでリズム良く行ければ」と好戦を描いた。
母バウンスシャッセは、中山で重賞2勝(フラワーC、中山牝馬S)のコース巧者だった。その息子も、中山を舞台に一気にクラシック戦線の主役を狙う。