オーシャンSの有力馬ナランフレグ(牡7＝宗像)が上々の最終追いを披露した。丸田を背にWコースでトーセンクライスト(4歳1勝クラス)を3馬身追走。余力十分に内から3馬身突き抜けた。5F67秒4〜1F11秒6。宗像師は「まだ息の方はちょっと…という感じですが、動きは先週より軽やかだった。これで良くなってくるでしょう」と話した。

　昨年はオーシャンS2着から高松宮記念でG1初制覇。秋のスプリンターズSも3着。前走・香港スプリント(10着)は「頑張っているが香港は前が止まらない」(同師)とコース、展開に泣いた。

　春の目標は高松宮記念連覇。指揮官は「(今回の)59キロ？徐々に加速する馬なのでこなしてくれれば。次に向けていいレースをしてほしい」。酷量をクリアすれば今年もG1制覇への視界が開ける。