脚質転換に成功したパロットビーク(21年1月撮影、ユーザー提供:ななみさん)
土曜中山12Rの4歳上2勝クラス(ダ1200m)は
パロットビーク(牝5、栗東・西園翔太厩舎)で高配当を狙う。
2勝クラスに昇級後は5着、11着、7着、15着、5着。着順は物足りなく映るが、前走は大いに見どころがあった。最近は前々の競馬が続いていたが、この日は出遅れもあって後方からじっくりと。圧倒的に前有利な小倉ダ1000mの不良では絶望的な位置取りだったが、直線では猛然と追い上げて0秒5差の5着。上がり3Fはダートでは限界といえる34秒1だから、次につながる内容だった。この
スタイルを磨いていけば、どこかで嵌まるタイミングがあるだろう。
それが今回の可能性も十分にある。舞台は上級クラスになると差しが決まりやすい中山ダ1200m。メンバーを見渡しても、前に行きたい馬がズラリ。ゴール前の大逆転を期待したい。