馬トク報知の2023―24年のPOG情報は、紙面&
プリント&動画の3本立て! 紙面はPOGブログでおなじみの
ヤマタケ(山本武志)デスクと坂本達洋記者が東西トレセンに入厩した2歳馬の厳選情報をお届け! 各厩舎の感触など生の声が分かるYouTube動画は17日に公開、注目157頭の詳細を掲載した
プリントは15日から発売中。ドラフトに向けて馬トクで情報をゲットしてください!
ヤマタケ(以下「ヤ」)「皐月賞の
ソールオリエンスは強かった。本命の坂本記者、お見事でした」
坂本(以下「坂」)「しかし、
キタサンブラック産駒が一気にブレイクしましたね」
ヤ「今年から種付け料も1000万円に急上昇したもんな。ただ、今年の2歳も評判が上がる前に種付けした馬。繁殖牝馬の質も地味な印象が強く、現時点でオッと思ったのは坂路で好時計が出た須貝厩舎の
ウールデュボヌール(牡、母サンクボヌール)ぐらいかな。選択が難しい」
坂「現2歳はディープインパクト産駒が完全に消え、ハーツクライも最終世代。戦国時代だと思います」
ヤ「今年の新種牡馬はどうかな? 最も注目を集めるのは
レイデオロだと思うけど」
坂「僕は新種牡馬で
ブリックスアンドモルタルが気になっているんですよ。『距離はあってよさそう』という評価をよく聞きました」
ヤ「栗東でも何度も名前聞いたなぁ。再び須貝厩舎になるけど、重賞勝ち馬の
アニメイトバイオを母に持つ
クイックバイオ(牝)はすでにゲート試験に合格」
坂「そろそろ、現時点での推奨馬を挙げましょうよ。私はすでに入厩している馬中心です。この時期に入っているのは何より順調にきている証しですから。
ボンドガールはG1戦線で活躍する
ダノンベルーガの半妹。手塚調教師が『バネがよくて、走りそう。性格もダイワメジャー産駒にしてはおとなしいです。楽しみですよ』と素質にほれ込んでいます」
ヤ「俺もまずは牝馬の
フレミングフープ。君の大好きな
ダノンザタイガーの全妹です。今年は友道厩舎と金子真人HDのライン。『走ると思う。馬はいいし、ゆったりとした走りをする』と友道師は楽しみにしています。今年で最後のハーツ産駒は是非入れたい」
坂「私は次世代を担う種牡馬の一頭だと思う
モーリス産駒の
シュトラウス。美浦でG1馬の母譲りと思える
スピードを見せています。武井調教師は『距離を延ばしても大丈夫なように調教していきたい』。6月の東京デビューが視野に入っているはずです」
ヤ「
リバティアイランドを送り出した
ドゥラメンテ産駒も現2歳込みで、あと2世代のみ。
ドゥマイシングは矢作調教師が『すごくしっかりしている』とお気に入りの一頭。個人的には昨年の一番手に取り上げた
フェイトと同じ矢作厩舎、藤田晋オーナーのラインでリベンジといきたい」
坂「
アマンテビアンコは宮田調教師の評価が高い白毛馬。ダート
グレード競走体系が整備されるだけに、狙う価値がありますよ」
ヤ「俺は
レッドエヴァンス。お母さんが大好きな馬でね。音無調教師のラストクラシックを飾ってほしい!」
坂「今年は我々のPOG談義を馬トクYouTubeチャンネルでも配信中。第2弾がアップされました」
ヤ「馬トクPOG
プリントも販売中。ワタクシも原稿を書いております。何か宣伝みたいになったな…」
坂「報知新聞社員だから当然です!」