2歳馬情報「厩舎編」がスタート。東西有力厩舎の素質馬たちを全12回で紹介します。この中に、来年のクラシックホースがいるかも!?第5回は宮田厩舎編。
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厩舎のトップバッターは
エリカエスティーム(牝、父
モーリス、母メチャコルタ)。「父の子にしてはピリついたところがなく、牧場での評判もいい。距離も二千くらいまで持ちそう」と出世をイメージする。鞍上ルメールで6月10日の東京5R(芝1600メートル)を予定。華々しく初陣を飾る。
アマンテビアンコ(牡、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン)は近親にG13勝馬
ソダシがいる注目の白毛馬だ。「父の産駒なのでダートだとは思うけど、“洋芝ならやれるのでは”というくらい柔らかさがある」と評価は上々。こちらも6月東京のデビューが視野に入っている。
1歳上の半兄
ソールオリエンスが皐月賞を制し、
フォティーゾ(牡、父
キズナ、母スキア)の期待値も高まった。「芝の中距離以上で活躍できそうです。秋の東京を目指して行ければ」。
コンテネレッツア(牝、父
エピファネイア、母アドマイヤセプター)は「牧場で外傷して立ち上げが遅れたけど、秋くらいにデビューできれば」と、じっくり成長を待ちたい。現在はゆっくり進めている組の
アージェント(牡、父
シルバーステート、母ピースエンブレム)だが、素質は確か。“隠し球”候補として要注目だ。