「オークス・G1」(21日、東京)
桜花賞3着からの逆転戴冠を狙う
ペリファーニアは20日、美浦北の角馬場で運動して最終調整。レース直前の状態を鹿戸雄一調教師に直撃した。
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-20日朝の最終調整は美浦北の角馬場で運動。
「前日からの雨でダートの状態が悪かったから、用心して角馬場だけ。軽いキャンターで2000メートルくらいかな。落ち着いていたし、走り方も
リラックスしていたね」
-木曜発表の馬体重は494キロ(前走時が490キロ)。
「カイバもしっかり食べているし、何の問題もない。いい状態で行けそうです」
-枠順は桜花賞と同じ7枠14番に決まった。
「外枠になったけど、折り合い重視で走れれば大丈夫でしょう。枠なりに(横山)武史がうまく乗ってくれると思う」
-ノドの状態は。
「ノド鳴りではないよ。ケイコだと音は聞こえないし、苦しがることもない。ノドの気道が狭いのかも。それでレース中に音が聞こえるのでしょう」
-桜花賞時は舌を縛ったり、鼻をぬらしたりして対策していた。
「あれくらい(3着)頑張ってくれたんだから、効果はあったんだと思う。普段からノドのケアはしているし、今回も同じように臨むつもり」
-2400メートルへの適性は。
「武史は“距離が長い”って言っていたけど、やってみないと分からない。
エフティマイア(08年=13番人気2着)だって距離が持たないって思われながら頑張ってくれた。3歳のこの時期なら距離は持つのでしょう」
-その
エフティマイア以外では、16年
ビッシュも好走(5番人気3着)したように厩舎との相性は悪くない一戦。
「厩舎で甘く見られるけど(笑)、オークスは結構走っている。今年の
ペリファーニアにも頑張ってほしいね」