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【日本ダービー】ソールオリエンス 2冠へ“悔いなし”万全仕上げ しなやかさそのままにパンプアップ

2023年05月25日 06:00

 悔いなき仕上げを施されたソールオリエンス(右)=撮影・園田高夫

 「日本ダービー・G1」(28日、東京)

 無傷3連勝で皐月賞を制したソールオリエンスが、24日に美浦Wで最終追い切り。しまい重点に軽快な動きを披露し、2冠獲りへ向けて万全の状態をアピールした。手綱を取った主戦の横山武が「勝ちたい」と強い気持ちを表せば、手塚師も「このチャンスをモノにできたら」と制覇へ向けて意欲十分。納得の仕上げを施し、世代7708頭の頂点へ突き進む。

 “箔が付く”とはこのことか。牡馬としては比較的小さい462キロの馬体で第1冠を制したソールオリエンスが、この短期間でさらなる成長を遂げた。いかにも芝馬といったしなやかさはそのままに、胸前の筋肉がパンプアップ。頂上決戦へ向けて、まさにピークの仕上げに持ってきた。

 最終リハは美浦Wでベストフィーリング(4歳3勝クラス)と併せ馬。先行する僚馬を目標に、ゴール前は楽な手応えで1馬身先着を果たした。6F84秒3-37秒4-11秒3に、手塚師は「併入のイメージでしたが、時計は考えていた通り。動きも、時計も、息遣いも良かったです」と納得の様子。また、手綱を取った横山武は「先週よりもリラックスしていたし、具合がもう一段階上がった」とプラスαを強調。ともに“悔いなし”といった表情が印象的だった。

 道悪決戦となった皐月賞を制し、次に狙うは史上8頭目となる無敗での2冠制覇。一転して良馬場決戦が望めそうな週末に、指揮官は「皐月賞は展開もハマったのかもしれませんが、強いなと思いました。私自身は、良馬場の速い時計の方が合っていると思います」と高速馬場を歓迎する。2Fの距離延長にも「同世代の戦いであれば十分守備範囲かなと思います」と攻略に自信アリだ。

 開業25年目を迎えたトレーナーにとって、史上5人目の“クラシック完全制覇”が懸かる戦い。自身4度目のダービー挑戦に「私が扱った馬の中でも最高の注目度。緊張はしますね」と本音を吐露しつつ、「ただ、こういうチャンスに巡り合えたというのは運も良かったし、大変ありがたいこと。モノにできたらうれしい」と心地良いプレッシャーを感じているようにも映る。

 そして何より、バトンを託された横山武にも静かなる闘志がうかがえる。2年前、鼻差2着に涙した24歳は、共同会見で「勝ちたいです」「勝ちたい一心です」とダービー制覇への強い思いを伝えた。スタッフ一丸となって、悲願の頂点へ-。人事を尽くし、天命を待つ。

 皐月賞から中5週のローテ。中間の短期放牧が効果的で、リフレッシュ&パワーアップして帰ってきた。最終リハは併せ馬で余力十分に追走先着。横山武が「思ったより出過ぎた」と話した通り、ラスト1F手前で既に半馬身ほど前に出ていたが、最後まで集中力をキープ。リードを保ったままフィニッシュした。軽過ぎず、かつオーバーワークを避けた理想的な内容。走りのバランスから、左回りに変わるのも好材料だろう。

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