地方競馬『スーパース
プリントシリーズ』3戦目の第3回川崎スパーキングスプリント・S3は13日、川崎競馬場の900メートル(馬場・重)を12頭で争われ、単勝1番人気の
キモンルビーが逃げ切って、53秒2のタイムで快勝。昨年の船橋記念・S3以来重賞2勝目を飾った。鞍上の御神本訓史騎手(41)=大井・東京都騎手会=は7日の東京ダービーに続く2週連続重賞勝利となった。
3馬身差の2着は、3番人気の
プリモパイソン。上位2頭が、習志野きらっとスプリント・S1(7月25日、船橋)への優先出走権を獲得した。
御神本訓史騎手「きょうは休み明けだったんですが、調整もじっくりできたと聞きましたし、リフレッシュしてだいぶいい状態だと感じました。スタートは最高でしたし、あれだけのスタートが決まったので、道中もアドバンテージがありました。直線もよく粘ってくれました。最近は2着や3着が続いて、もどかしかったんですが、重賞でも崩れず走って、勝ってくれた。これからも応援していただければと思います」
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キモンルビー 父
コパノリチャード、母キモンレッド(父サウスヴィグラス)。船橋・川島正一厩舎所属の牝6歳。北海道新ひだか町・西村和夫氏の生産。通算37戦16勝(うちJRA10戦0勝)。総獲得賞金は7697万8000円(うちJRA77万円)。主な勝ち鞍は、船橋記念・S3(22年)。馬主は小林祥晃氏。